大自然の法則と岡田茂吉師の思想      

人類は三千年の永きにわたり、宇宙の律法であり、神の意志であり、真理であるところの大自然の法則から徐々に遠ざかってしまいました。見えないものは信じない唯物主義と身勝手な自己主義(エゴイズム)によって、人間は自分の意志や判断だけで行動をするようになってしまい、計り知れない欲望の虜となり、そして地球の自然を破壊し、数知れない不幸や問題をこの世に作り出してしまいました。

大自然の法則から遠ざかったことにより、現代の生活に関わっている教育、芸術、医療、政治、産業、農業などのあらゆる分野に、また、かけがえのない地球環境に思いもよらぬ悪影響を及ぼしてしまいました。そして、それは既に限界に達し、このまま続くとするならば、人類は滅亡し、地球崩壊の運命をたどることは明らかです。

この悲惨な現実に人々を目覚めさせ、警鐘を鳴らすべく、岡田茂吉師は独自の思想を生み出しました。その思想とは、唯物主義と自己主義を正し、目に見えないものを信じ、人間にも、動物にも、植物にも生きとし生けるものには霊があり、心があり、目に見えない生命(いのち)があるのだということを教え、人類を大自然の法則に立ち返らせ、宇宙の律法、神の意志に適った生活に教導する、そして、理想世界を実現させようとするものです。我々は、自然農法を開発し、宇宙の普遍的エネルギーを取り次ぐこと(浄霊)で、全体論的(ホリスティック)医療を実践し、美による救いの普及をしています。我々世界救世教は、岡田茂吉師の思想を実践しようとしているのです。

このようにして、唯物主義を唯心主義に、自己愛を利他愛に変えて、大自然の法則に調和した生活をし、理想的世界(地上天国)のモデル作りをすること、真の文明を創造するということ、これらを世の中に広めていくことが、岡田茂吉師の思想に共鳴した我々の使命なのです。

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